岡山市に不動産をお持ちの皆さん！相続と不動産査定について解説します！ column
岡山市の「株式会社 ヒムカコーポレーション」からのお知らせや、不動産の買取・売却・仲介に関わるさまざまな情報を発信するブログです。不動産や土地の売買をご検討中の方に役立つ情報をお届けしているので、ぜひご覧ください。
不動産を相続したものの、価値もわからずに放置している方はいませんか。
売却したいけど資産価値もわからなければ売却の方法もわからない、という場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、相続した不動産の査定の方法と売却の際の注意点をご紹介します。
ぜひ参考になさってください。
□不動産を査定するには
不動産は、不動産鑑定士もしくは不動産会社に査定してもらう二択で査定できます。
まずは、不動産鑑定士に依頼する方法を見ていきましょう。
不動産鑑定士に鑑定してもらうと、不動産鑑定評価書を受け取ることができます。
不動産鑑定評価書は公的書類として認められており、遺産分割についてもめた場合などには、裁判所に正式な書類として提出可能です。
また査定の精度はやはりプロですので、安定した高さがあります。
一方で、不動産鑑定士の査定は有料であるという点には注意が必要でしょう。
次に、不動産会社に依頼する方法です。
不動産会社は普段から不動産の取引をおこなっているため、より取引価格に近い査定額を出すことが可能だというのが大きなメリットです。
不動産鑑定士と違って査定が無料なのも嬉しい点でしょう。
ただし、前の項に書いた不動産鑑定評価書のような公的な書類を受け取れません。
不動産鑑定評価書はあると安心ではありますが、相続に関する裁判の予定がなければ必要ないため、基本的には不動産会社に依頼するのがよいでしょう。
□売却時の注意点
まず1つ目に注意すべき点は、共有物の売却です。
相続した不動産は複数人の共有物になっている可能性が高いです。
共有物を売却する場合は、過半数ではなく全員の同意を得なければなりません。
2つ目の注意点は、売却額の最低額を決めておくことです。
特に複数人で不動産を共有している場合は、全員の共通認識で最低売却額を決めておくことが非常に大切です。
買主が現れても、もう少し高く売れるのではないかと言っているうちに、タイミングを逃して売れなくなってしまう危険性があるからです。
3つ目の注意点は、不動産の売却にかかる税金です。
不動産を相続した際に、所得税や住民税がかかってくる可能性があります。
ただし条件によっては、税金がかかる場合とかからない場合があるため、不動産会社等に確認するとよいでしょう。
□まとめ
相続や不動産売却の問題が重なるとややこしい点があるかと思います。
場合によってさまざまな事情があるため一概には言えませんが、多くの人は、まずは無料で不動産会社に査定を依頼するのが最善でしょう。
相続した不動産の売却にお悩みの方はぜひ参考になさってください。
